またまたGoogle+なSNSで、たくさんの人が不思議な会話をしているので、また私の見解をこのブログ記事にまとめてみますね。
ちょっと関係ない話かもしれないですけど、Microsoft MVPというアワードプログラムがあって、そのMVPになるために活動する人がかつて増えました。今もそうなのかよくわかんないですけど。MVPになるために活動するんじゃなくて、すでに長年何かマイクロソフトの製品やテクノロジーについての情熱を持っていて、みんなと自分の知識や情報を共有したいという人が「結果的に」MVPに選ばれるわけなんですよね。私はMVPって何のことやらよくわからんまま推薦されて、8年間MVPとして活動を続けてました。もうMVPじゃなくなって2年経過してますけど、その8年間の経験や機会によって、たくさんの友達に恵まれ、今でもつながっているということはとても嬉しいことです。
で、本題に入りますが、何か情報やらサービスやらをネットで発信・提供したいという「ネタ」があるからブログなりWebサイトなり始めるのが普通ですよね?
このごろ、「MVPになりたいから活動してます」というのと同じ現象、「アドセンスをしたいからブログをはじめました」という人たちが多くなっているような気がします。
どれだけ不思議な現象なことでしょう。
MVPになりたいから活動してMVPになったとしても、「MVP受賞」という目的が達成されたので、長続きしないんですよね。
普通、ブログなりWebサイトなり始める前に、まず開設するための目的やターゲットを設定する必要があります。たとえネタとかアイデアを持っていたとしても、ちゃんとそれらを明確にするのが第一段階です。
しかし、ブログは別にネタとかアイデアがなくても開設することはできますよね。Webサイトだってそうかもしれないですけど。入れ物を作ること「だけ」ならだれでもできます。
何もアイデアすら思い浮かばないのに、アドセンスしたいからブログ始めるってどうなんでしょうね。順序が逆ですよ。
アイデアを具体化できない間は、まずそのアイデアを具体化してください。そして、オリジナルコンテンツやオリジナルサービスを提供できるか否か、それが問題なのです。
YouTubeにおいて「トレンドブログをはじめましょう」っていうのがあったりしますけど、え、トレンドブログがアドセンスを導入するための手段、なんですか?
トレンドブログなんてすでに飽和状態ですよ?
ない情報、ないサービスをつくる、という意気込みで始めてほしいものです。
情報がなければ自分なりに検証して作ればいい、それが私のサイトの原動力になっています。ないモノを作るのが情熱だったりするんで。
すでに存在する情報でも、理解しづらいものばかりだったり、使いにくいものだったりすると、それも狙い目です。誰にもわからないなんて言わせない、という意気込みで情報提供すれば、それがやがて人様に役に立つコンテンツとなります。そして何よりも使いやすさも重要です。使いにくかったらどれだけ有益な情報やサービスがあっても生かされませんよ。
ちなみに、アフィリエイト主体のブログやWebサイトにはアドセンス導入できないので念のため。アフィ主体がなぜアドセンス導入できないか、広告主の立場になって考えれば答えが簡単に出ますよね。
閲覧者と広告主の両方の立場からみて、どう評価するか考えてみてください。
最後に、アドセンスしたいからブログ始めたって長続きしませんよ。まず正しい順序で物事を考えてくださいです。