ここ最近、はてなのサービスについてのエントリーを書いたりしてるんですけど、今でははてなブックマークの注目エントリーとかいうのん廃止になったんでしたっけ?
ちまたでは「はてブされやすい記事を書く」ことがキーであるとかいう記事をちらほら見かけるんですけど、真相はいかに?
そこで、いろいろとはてなブックマークとページビューの関係、および、はてなブックマーク数が多ければ多いほど広告収益がUPするのか、という点を調べてみました。
はてブ数を増やしても効果的な集客は見込めない
はてなブックマーク数の水増しは、いわゆる互助会の疑いが大きいとみて、はてなサイドがペナルティを与えたりしてたりなんかするみたいです。
とりあえず大雑把に箇条書きにまとめると、
- はてな民は広告クリックしてくれない(リテラシーが高い?)
- はてなブックマーク数と記事の品質は無関係
- はてなブックマークが多くなるとページビューが増えることはなくなった
(はてなブログに特化した注目エントリーの廃止が原因?) - 広告収益をUPさせるには、はてな民向けじゃないほうがいい(?)
- Google検索で集客するのが正道(たぶん)
うんと、正直な話、私ははてなブックマークはあんまし個人的に使ってません。いくつかはてブしてますけど、その一覧を表示して改めて参照するといったことはしていないのが現状です。はてなサービス使ってるのにね。しかもはてなブログPro民なのに??
で、注目エントリーは廃止してるのか、というと、今でも健在のようです。しかし、はてな民にフォーカスされなくなってるような?
なんていうか、はてブの注目エントリーって、どっちかというと炎上っぽい記事が目立ちますよね。炎上記事書いて集客する手法は私には到底使えないです。怖い怖い。
HOWTO系やレビュー記事ははてブされにくい
ぶっちゃけ、私個人的に、自分の運営サイトにはてブ数を増やしたいと思うか?との問いがあった場合、答えは「否」です。はてブ数が多ければ有益なんて言えないですし、私はちょっと特殊なはてな民かもしれません。っていうより、たまたまはてなのサービスを利用させてもらってるしがないユーザー、ですね。
はてなブックマーク廃止されても私には痛くもかゆくもないです。idコールもあんましないですし。年に1度あるかないか。馴れ合いしてないからかもしれないですけど。
というのも、うちんとこ(わにちゃんどっとこむ)のアナリティクスのレポートで、集客元はどんな感じなのかというと、半分以上がGoogle検索ですわ。はてな民にはあんましなじみがない蚊帳の外って感じですかねぇ? Yahoo検索はGoogle検索のデータを使ってるんで、Google神様って感じですね。
つまり、はてなサービスからの流入は皆無です。「その他」に含まれてます。
なんかSNSボタンってはっきり言って意味ないんじゃない?みたいなノリですわ。
っていうか、うちのサイトのコンテンツって、だいたいレビュー記事が多いですよね。ぱちょこんの使い方とか、アプリの使い方とか。そういうのんってブクマされにくいんですわ。ブロガーとかの特殊な人達よりも、老若男女OKっていうか、仕事で使う、学校で使う、プライベートで使う、いろいろなシーンで使ってる人達向けですし。だから「WindowsとかMacとかiPhoneとかiPadのMicrosoft Officeアプリ使う人なら」だれでもいいのです。
Google検索からの流入の方が確実
何が一番正しいのかは私には何も断言できません。ただ、調べ物をして、私のサイトを参照されるみなさんは私にとって大切なお客様であることだけは言えます。
とにかくオチはなんやねん?ってこの記事を読まれる方にツッコミが来そうなので追記。私なりの結論を箇条書きにしてみましょう。
- 運営サイトをマネタイズするには、敢えてはてなブックマークのことを気にする必要はない
- Google検索されやすいコンテンツを発信する(WordPress組や静的HTML組は特に)
- ユーザーを満足させる有益な記事を提供できるよう努力する
- 横のつながりとかは消耗するだけ
- 炎上商法でページビュー稼ぐのはカンフル剤になるけど危険すぎ
- 目先の利益を追い求めず、長い目でコツコツと継続する
とにかく、はてなブックマークなんかを当てにせず、読者を満足させる記事を書き続ける、それしかないです。
私のように、あまりはてなブックマークを使っていない人の方が多いわけで、ターゲット層は逆にはてな民「以外」の人達の方がいいって話です。インターネットを利用する国民全員がはてなブックマークを使ってたら話は別かもしれないですけどね。