最近、以下の記事が話題になっています。なるほど、こういう手がありましたか。
私のサイトもあちこちでパクられてるよという報告をもらったりするんですけど、ソフトの使い方とかは私個人特定する内容が含まれたスクショをあえて使っているから、それが丸パクリ防止につながるかと思いきや、テキストだけコピペしてマネタイズしてたりするんですよね。
キュレーションなんていらないでしょ。そういうまとめはGoogle検索結果だけでいいでしょうに。
旅行といえども、海外旅行は1年に1回。2回以上行きたくてもお金がないので行けません。アジア方面ならいけるかもしれないですけど。
ていうか、この頃DeNAがらみの記事を書くとみんな見に来るんですね。しがないこのブログに。
問題はテキスト部分です。リライトすればパクリにならないとか? もうね…。
数々の文献を理解したうえでまとめる高度な技術は素人には無理
そりゃー、参考文献の存在は全然否定できないですよ。いろんな文献を読み漁って、そして自分なりに理解したうえで、自分の言葉でわかりやすく説明すればいいんです。自分で理解してからまとめることはオリジナルコンテンツになりますよ。 で、それを参考にしましたというリスペクトが必要でっせ。
ほとんどのキュレーターは主婦とか小遣い稼ぎでやってる素人です。様々な文献をもとにうまくまとめるといった高度なことは彼女たちには無理ですよ。だからパッチワークのように継ぎ接ぎだらけで矛盾したコンテンツになるんですよ。理解していないから嘘も書いてしまう。
モラルに反していないという考えを持つことができませんでした?
たいがいのDeNA関連キュレーターは、我々ライターの生みの苦しみなんて知らないでしょうに。オリジナルコンテンツをマネタイズなんて、半年後、1年後にやっと結果が出るんですよ。でもそれが普通でしょ? でもDeNAの指示のもとに作業させられて、それに罪の意識がない人たちが多いとなると、そもそもそれが悪いということを知らないっていうか、命令されたことは絶対みたいなノリなのかもしれないですけど。まともな人間は手を引きます。良心の呵責に勝つか負けるかの問題でしょう。
我々がこの生みの苦しみを経て生み出されたコンテンツを猫糞して収益横取りですか。その第一人者(村田マリ女史とか)がDeNAのキュレーション事業に手を貸して、社長の謝罪会見で「モラルに反していないという考えを持つことができなかった」との発言。つまり、モラルに反しているということを認識できなかったということですよね? でも炎上したからとりあえず謝っておこうみたいなノリですか?
その解を得たのは、以下の記事によるものです。
なかでもこんなツイートが
守安:リワード広告(ブースト広告)は他事業者のやり方も見ながら運用していて問題ないと認識。アップルやグーグルからも特に何も言われていない。ブースト広告によるダウンロード数はそこまで多くはないので、発表するのはダウンロード数のままでいいと思う #DeNA総会
— すずき@SAO HR (@michsuzu) 2016年6月18日
文句言われてないから問題ないそうですよ!
一時非公開(下書き)→いずれ復活させる腹
で、いまだにDeNAキュレーションが上位表示されているのは、一時的に非公開にしているだけで、コンテンツパーツ(画像)はちゃんと残っているんですよ。システム的に下書き状態になっているだけかと。だから、Google検索結果でも「サーバーが落ちている」という認識みたいな感じで除外されないんだと思います。もし完全に閉鎖であれば、キャッシュで画像が見れないはずです。本当に往生際が悪いですね。
削除で済む問題ではない
DeNAのキュレーションの問題点はだいたいこんな感じ
- 語尾を「だといわれています」「だそうです」等に書き換えるだけで無断転載(パクリ)ではないと主張
- 著作権侵害のクレームには削除すれば済む問題だと思っている
- 素人が適当に改竄して情報を悪化させて、医療現場で混乱が生じている
著作権侵害コンテンツだから削除すればいいというわけではないです。弁護士のツイートを紹介しときますね。
無断転用となると著作権侵害などの問題が発生します。
— 弁護士 荘司雅彦 (@shoji_lawyer) 2016年12月2日
削除したといって済む問題ではありません。
下手をすると、多方面からの損害賠償請求を受ける可能性もあるでしょう。 / DeNA、人気サイト「MERY」...https://t.co/dPu4j9gZ73 #NewsPicks
上場企業がこれだから、キュレーションでサクッとお金稼いじゃおうっていう人たちが急増しているんだと思います。とても嘆かわしいことです。