一昔前って、別に広告収入がどうのこうのっていうんじゃなくて、自分の作品とか自分の伝えたい情報をみんなで共有して、人気サイトになったらラッキーみたいなノリだったと記憶していますが、昨今のSNSではそういうノリじゃないですよね。
たぶん、いろんな説が既成事実になっているような気がするんです。
私がホムペを開設したのは1999年ですけど、そんな私から言わせると、本当に滑稽な現象です。
検索エンジンで上位にランクインするためのテクニックが一昔前に言われていたことが今でも有効だと信じている人たち。
とにかくタイトルにキーワードを埋め込んで、記事にキーワードを埋め込むことが重要だと説いている人たち。
確かにキーワードは重要ですよ。それで検索されるわけですから。
しかし、私はそんなキーワードなんていうものを気にしたことがありません。
要するに、分かりやすい記事をただひたすら書き続けるしかないと思ってるんです。そして、自分が提供している情報を求めている人たちにサッと導くことができるような、使いやすいサイトこそが重要だと思ってるんですよ。
とある専門家と自称している人たちって本当にあてにならないですよ、ほんとに。
なんか、Google+で、いまだにキーワードが重要ですとかタイトルが重要ですとか言ってる人たちをみて、ああ、汚染されているね、って内心思うわけです。
そもそも、そんなことして楽しいですか? そうやって書く記事すべてが本当に有益なものになると本気で信じているんですか?
私の答えは「否」です。
キーワードを埋め込むだけの「作業」で出来上がった記事は、低品質なコンテンツになりやすいのです。その結果がGoogleからのペナルティです。Googleにペナルティ受けたいというマゾの人ならいいですよ。
そんな無駄な努力をするくらいなら、普通に企業に雇ってもらったほうがいいです。
とにかく、情熱注げるネタであったり、「自分なら誰よりも分かりやすく説明できる!」という意気込みで書き続けるみたいな強みが必要ですよ。
専門外の分野に挑戦してもいいですけど、人にちゃんと説明できるくらいにちゃんと理解してからにしましょうよ。いやいや、専門外の記事を書くという難問に挑戦するのが好きなんです、っていう人は別です。そういう人はどんどんやってください。
わかんないから、そこらへんの情報をまとめて記事にするだけ、という、いわゆる受け売りでしかないものとか、ほとんど引用だらけで自分の言葉がほんの数文字しかないとか、そんなブログが蔓延しています。とても嘆かわしいことです。
引用してソースもちゃんと提示しているからいいじゃない、って安易に転載している人、いいから職員室に来なさい。