wanichanの日記

ちょっとした技術メモ。Microsoft中心。Webサイト管理等にまつわるネタ、サイトの更新情報等を発信中。最終版はwanichan.comに掲載していきます。

ユニークで良質なコンテンツを提供するには

ユニークな記事コンテンツの作成は、実はかなり難しいです。私がかつて商用Web記事を寄稿していたときに、私はすでに何冊も本を書いたのでそこらへんの素人じゃないっていう事実を編集さんに指摘されて厳しく注意されたり、原稿差し戻されたこともあります。ライターって難しい職業なんですよ、ほんとに。

とある分野のプロがいたとしても、人にわかりやすく説明するスキルがなければ、たとえどんなに貴重な情報だとしても相手になかなか伝わりません。

だいぶ前だったか、あるWordPress入門書のAmazonカスタマーレビューで誰かが指摘していたことと被るんですけど、その手の専門技術とライティングスキルは別物なのです。

何かを実現するための方法とかTipsを記事にする場合、初心者の傾向として、説明不足があげられます。「こんな感じです。わかりましたか?」って感じの。

「え、こんな感じです、って何??」って思っちゃいますよ。

人にわかりやすくモノを伝えるには、一番効果的なものとして、何かに例えて説明するといいかもしれません。目に見えないものを分かりやすく説明するには、身近にあるものに例えるのです。

手前味噌ですが、たとえば初心者向けの技術的な記事を次に挙げましょう。

CPU・メモリ・ハードディスクのちがい:初心者のためのパソコン講座

サイト開設当初の記事なので下手くそですが、Google Analytics調べで注目記事の一つです。

たとえばスクリプト関係で、「ここにXX関数があります。」で終わっている説明文があったとします。読者に言わせれば「そんなん見ればわかるでしょ」って突っ込まれるのがオチです。その関数はここではどんな働きをするのか、という説明がないとダメなんですよね。

自分のなかでは「別に説明しなくてもわかるでしょ」って言いたいかもしれないですけど、それでは相手に伝わらないんですよ。かみ砕いて説明してナンボなんです。自分の中の常識は、相手には知らないことだらけなのですよ。