wanichanの日記

ちょっとした技術メモ。Microsoft中心。Webサイト管理等にまつわるネタ、サイトの更新情報等を発信中。最終版はwanichan.comに掲載していきます。

アドセンス目的で最近はじめたブログ記事がつまらなく感じる

私は朝起きたときとか、暇つぶしにiPadにインストールしたGoogleアプリを起動することがよくあります。

f:id:wanichan:20170808211105p:plain

下の方に画面スクロールしてみると「こんな記事どないでっか?」というおすすめがピックアップされますよね。で、「グーグルアドセンスに興味のある方」とみなされて、おすすめ記事を見てみると…

えっと、はっきり言って内容が薄すぎて全然面白くないんですよ。

テクニックにこだわる人たち

普段書く習慣がなくて、アドセンスで小遣い稼ぎするために、ブロガーな活動をにわかに始めた人たちって星の数ほどいますよね。で、数字を上げるために文字数いくら以上だったらいいのか、とか、私に言わせれば「問題はそこじゃない」と言いたいっていう感じでイライラします。

「ブログで稼ぐためにブログ記事書いてます」ってノリの人が多すぎです。

文字数稼ぎに無駄に文字を増やして、内容の薄い記事を大量に増やして??

あとね、最初に「こんにちは、●●です。」とかで始まる記事もじんましんですねん。そういうくだりで始まる記事はたいてい内容が薄くて冗長した記事だったりするんですよ。記事の〆としての「いかかでしたか?」も然り。

私が目にした記事っていうのは、にわかに始めたブロガーがやっと念願のアドセンスアカウントを取得して大喜びしたとか、その後に不正クリックで30日間広告配信停止処分食らったとか、いわゆるアドセンス狩りに遭ったとか書いてるんですよ。私が具体的にどの記事を見たのかは伏せます。もう見たくないし、探したくもないので。

架空の二人の登場人物が出てきて、吹き出し会話な感じでわかりやすく説明してるよ自分ってノリで酔いしれている感が全開っていう印象を受けたので、私は最後までその記事を読みきることができませんでした。ああ、だからアドセンス狩りに遭うんだ、って思いました。

自分の言葉で語らなきゃダメ

じゃあ、内容の濃い記事を書くにはどうしたらいいか? って逆に聞かれそうですが、まずはいろんな人生経験を経て、人間としての「深み」を身につける、これしかないです。苦労を知らない、初心で未熟な人が内容の濃い記事なんて書けるわけがありません。

仕事が見つからないからとか生活が厳しいからブログ始めてるんだけど、とかいろいろ言いたいことはあるでしょうけど、昨日や今日はじめたばかりの人間が面白い記事なんて書けるはずはないですよ。小説だってそうです。面白い小説とかは、その作家の人並み外れた豊富な知識や人生経験によって生み出されます。そんじゃそこらのネット上に転がっている、他人の記事をコピペして自分なりに言い回しを変えただけでは伝わりません。なぜならその記事に書き手の心がないからです。経験したことのないことを書くなんて無理でっせ。

自分の言葉で語る技術

自分の言葉で語る技術

 

人間の深みって何?っていう方は、まずはその意味を調べなさい。

てか、何度も言いますけど、お金が欲しかったらバイトを探しなさい。仕事が見つからないとか相手にされなくて困っているのであれば、それだけ薄っぺらい人間っていうことです。

面白い記事を書くには

読み物として面白いと感じる記事に共通することは、ページビューとかそういう下心は抜きで、ただ単に自分が思ったこと、感じたことを素直に述べて、起承転結でまとめられていることです。ここでは、アドセンス狩りに遭ったという事件がネタでしょうけど、ただアドセンス狩りに遭ったという事実を言っただけで、何の参考となるものが書かれていないのです。自分一人で喚いているだけ。自分本位になってる以上、いくら相手にわかりやすく説明しようとしても伝わらないのですよ。その「わかりやすく説明する」ポイントがずれまくっていて、逆に上から目線という印象を受けてしまいます。だって自分が一番ですから。

「プロブロガー」と名乗る人の書いた記事もたいてい薄っぺらくてつまらないですよね。炎上させてページビュー稼ぎますけど、薄っぺらい人間が書く文章の内容はその程度なのです。深みのない人間はうわべだけ気にするんですよね。問題は中身です。 

結論、お金に困った薄っぺらい人間はプロブロガーになりたがる、でOKですか?