Windows版のPowerPointだけ、[挿入]タブの[表]一覧より[Excelワークシート]が存在します。Macにはありません。
しかし、この記事を書いたところで、「誰得?」と疑問がわいてきました。
これは、空のExcelワークシートをオブジェクトとして挿入するのと結果的に同じです。
このオブジェクトの挿入機能は、Macにも存在します。
[挿入]タブの[テキスト]グループから[オブジェクト]をクリックすると、
このように、オブジェクトの挿入ウィンドウが表示されます。ここに「Microsoft Excel ワークシート」ってありますよね?
表計算をするには、やっぱりExcelで表を作って、それをコピーし、「埋め込み」として貼り付けた方が現実的な気がします。
Windowsではこんな感じに。
- スライドコンテンツとして利用したい表を選択して[コピー]
- PowerPointのコンテンツプレースホルダーを選択し、[貼り付け]の▼をクリックして[埋め込み]をクリック
- コンテンツプレースホルダーの前面にその埋め込みオブジェクトが配置されちゃったけど、大きさを調整してダブルクリック
- Excelのタブコマンドが表示されます。
後で書式を整えてからオブジェクトの外をクリックすると
ちゃんと反映されます。
つまり、Windowsの[Excelワークシート]の挿入を選択すると、コンテンツプレースホルダーが削除されてExcelワークシート埋め込みオブジェクトに置き換えられるけれども、クリップボードにコピーして貼り付けオプションで[埋め込み]にすると、コンテンツプレースホルダーは削除されずにその前面にオブジェクトとして貼り付けられる、っていう結果になります。
コンテンツプレースホルダーは要らないのであれば、後で選択してDelキーを押せば
消えます。
Macユーザーにとっては、[挿入]▶[表]に[Excelワークシート]あっても「???」になって非効率だからコマンドに組み込まれてないんでしょうか? たぶんそうでしょう。知らんけど。