Office 2010において、Backstageビューの[情報]を開いたときに、バージョンに (保存しないで終了) を表示するにはどうしたらいいか、といろいろ調べてみたんですが。
- 既存の文書を開いたあと、自動バックアップファイルができた時点で異常終了した場合
- 既存の文書を開いた後、自動バックアップファイルが存在した状態で、右上の[閉じる]ボタンを押したときに、以下のメッセージ画面で[保存しない]を押した場合
“[保存しない] をクリックした場合、このファイルの最新のコピーが一時的に保存されます。” が表示されるタイミングでないと (保存しないで終了) が出てこないということがわかりました。
ちなみに、最新のコピーは以下の場所に保存されます。
Windows 7/Windows Vista の場合
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\<アプリケーション名>
Windows XP の場合
C:\Documents and Settings\<ユーザー名> \Application Data\Microsoft\<アプリケーション名>
まあ、%AppData%\Microsoft\<アプリケーション名>を入れたらOKですけどね。
保存しないで終了データはここに存在しています。
ちなみに、(保存しないで終了)のバージョンを選択して、
[復元された未保存のファイル これは、コンピューターに一時的に保存されている、復元されたファイルです。]という情報バーが表示され、[元に戻す]ボタンをクリックすると、
「最後に保存されたバージョンを、選択したバージョンで上書きしようとしています。」というメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックすると復活します。
追記:Webサイトに記事をまとめました。こちらもご覧ください。
Office 2010:Backstageビューに「保存しないで終了」が表示される条件とは