前の記事は中途半端なので書き直しです。
High SierraにしたMacを工場出荷状態に戻す手順は以下の通りです。
- High Sierra起動中の場合は再起動
- 再起動直後にshift+option+command+Rを長押しで地球儀のアイコンを表示させる
- WiFiの場合はSSIDを選び、パスワードを入れる
- しばらくしたらmacOSユーティリティが立ち上がるので、「ディスクユーティリティ」を選択
- Macintosh HDなどがツリー状にぶら下がっているハードディスクの親の項目「AppleAPFSMedia」を選び、消去をクリック
- フォーマット形式は一番上の項目、つまり既定で選択されているもので名前を「Macintosh HD」に変更
- ディスクユーティリティを閉じて、mac OSの再インストール
ポイントとしては、APFS形式から元の形式に戻す際に、Macintosh HDなどがツリー状にぶら下がっているハードディスクの親の項目を選び、消去することです。
- AppleAPFSMedia
- Macintosh HD
- Preboost
- Recovery
- VM
- APPLE SSD AP0512J Media
つまり、「AppleAPFSMedia」を選択する必要があるってことです。AppleAPFSMediaはHigh Sierraでないと入れられないので、その形式全体を消去すればいいってことになります。
でないと工場出荷状態に戻せません。
その下の「APPLE SSD AP0512J Media」は従来の形式用の部分ってことなのかもです。
禁止マークが出た場合は
工場出荷状態に戻す際に、インターネットからダウンロードしたインストールデータが不完全な状態の場合、禁止マークがでます。途中でネットが切断されたか何かで必要なデータがすべてダウンロードできてなかったというオチですね。
この場合は、もう一度電源ボタン長押しの後にcommand+Rキーで地球儀のアイコンを出して、
インターネットに接続してしばらく待機、macOSユーティリティが起動したらディスクユーティを選択し、
その後もう一度消去したらOKです。
名前は「Macintosh HD」で、フォーマットは「Mac OS Extended (Journaled)」のまま、形式も既定のままでOKです。
その後OSの再インストールをします。
Sierra画面を確認したら次へ進んでいき、Macintosh HDを選んでインストール。
そしたらしばらくリンゴのマークになって
インストールが開始されたらOKです。
High SierraからSierra以前のバージョンに戻したい場合、参考になれば幸いです。