wanichanの日記

ちょっとした技術メモ。Microsoft中心。Webサイト管理等にまつわるネタ、サイトの更新情報等を発信中。最終版はwanichan.comに掲載していきます。

Webページはどこまで1ページ?

ホームページ作成初心者が最初に疑問に思う事柄、それは、Webページはどこまでが1ページなのか、ということです。

アナログ人間な人から見れば、ピンとこない部分がありますよね。

Webページは印刷物ではありません。印刷することを想定していないのです。Webサイト内のそれぞれのWebページは、最終的には「閲覧」がゴールであり、「印刷」ではないのです。

もし紙に印刷するのであれば、ある一定の大きさの紙に印刷しますよね? A4とか。紙の本でも、たくさんの紙で構成されていますし、1ページの範囲が決まっています。

f:id:wanichan:20180226163727p:plain

私は何冊か本を書きましたが、その時にはページ数と本のサイズが決められて、そのサイズに収まるように取捨選択が迫られるわけです。はみ出した部分は削らないといけないですし、逆に足りなければ膨らませなければいけないのです。

f:id:wanichan:20180226163644p:plain

一方、Webサイト(ホームページ)内の各Webページ(HTMLファイル)の面積はフレキシブルで自由に決めることができます。縦長にしようが、短くしようが、それは作成者の自由なのです。

つまり、Webページにおける1ページに対するサイズが定まっていないのです。

HTMLファイル1つが「1ページ」です。スクロールしてこれ以上進めないところまでの範囲が1ページです。

しかしながら、特殊な制御でもされていない限り、Webページを印刷することは可能です。ただ、ページによって何ページに渡って印刷されるかは謎なのです。

Webページは紙に印刷された文書とは次元が異なるということ、再認識しておきましょう。