Expression Blend MVPのElena Kosinskaさんのブログに、Expression Designでドット背景素材を作成する方法についての記事が掲載されていたので、私も試してみました。
新規ドキュメントを作成する
まず、800x600ピクセルのドキュメントを作成してみましょう。
- [ファイル]メニューの[新規作成]をクリックします。
- [新規ドキュメント]ダイアログボックスの[プリセット]ボックス一覧から「800x600」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
グラデーション背景を作成する
次に、ドキュメントサイズと同じサイズの四角形を作成し、#65fef6 と #008a7cのグラデーション背景にします。あらかじめグラデーションを設定してから、四角形を描くと効率的に行えます。
そのあと、描いた四角形をロックします。[レイヤー]パネルの[レイヤー1]を展開して、[4 ポイント]の[ロックの切り替え]をクリックし固定します。
ドットを配置する
10x10ピクセルのドットを描きます。ツールボックスから下の図のように楕円を選択し、Shiftキーを押しながら対角線上にドラッグすると正円を描けます。
下の図のように、上の方には10x10ピクセル、下には20x20ピクセルのドットを配置させます。既に描いたドットをコピーして、貼り付けられたドットのサイズを大きくすればいいでしょう。
水平方向の中央揃え
続いて、水平方向にこれらを中央に配置します。上のドットと下のドットを複数選択(Shift+クリック)して、[配置]ボックスから[水平方向の中央揃え]をクリックします。
パスのブレンド
- これらの2つのドットオブジェクトを選択したまま、[オブジェクト]メニューの[パスのブレンド]をクリックします。
- [パスのブレンド]ダイアログボックスが表示されたら、[ステップ]ボックスに20から30の数値を入力します。ここでは「22」と入力しました。
- [OK]ボタンをクリックすると、下の図のようになりました。
- すると、[レイヤー]パネルには以下のようになっているはずです。
- すべてのオブジェクトを選択するために、Ctrl+Aキーを押します。
- これらを合算するために、[パス]ボックスから[合算]を選択します。
繰り返す
- これらを左端と右端に配置します。オブジェクトをコピーして貼り付けるとOKです。ガイドを使うと綺麗に配置できるでしょう。
- 両端のオブジェクトを選択して、[オブジェクト]メニューの[パスのブレンド]をクリックします。
- [パスのブレンド]ダイアログボックスが表示されたら[ステップ]ボックスには「45」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
すると、以下の図のようになると思います。
Ctrl+Aキーですべて選択して、アクションバーの[パス]ボックスから[合算]をクリックします。
不透明処理
オプションで不透明処理にするといいでしょう。グラデーションに切り替えて、下の図のように左側は白色の透明度0%、右側も白色で透明度は100%にします。
次に、グラデーションの方向を変更します。ツールボックスから[グラデーションの変換]ボタンをクリックして、上から下にドラッグします。
すると、このようになると思います(残念ながら私のPCでは合算に失敗して綺麗にできませんでした orz)。