wanichanの日記

ちょっとした技術メモ。Microsoft中心。Webサイト管理等にまつわるネタ、サイトの更新情報等を発信中。最終版はwanichan.comに掲載していきます。

Googleアルゴリズムではキュレーションの正確性や信用性までわからない

今ではほとんど、初心者の人も含めてGoogleの検索エンジンを使っています。インターネットはYahooとか、ブラウザーはYahooを使ってるっていう人ですら、知らず知らずのうちにGoogle使ってるんですよ。Bingを使ってる人っているの?って感じですけど。

で、検索順位の強制下げが現在進行形になっているとかいう記事が朝日新聞のサイトにUPされてますけど、これって先月のネタじゃない?とか思ったりなんかしないでもないです。

キュレーション(まとめ)サイトをめぐる最近の問題は、サイトがユーザーの利便性に応えるものかどうかを見極める検索システムの限界を示していたといえる。機械が作成した意味をなさない文章と、人間が書いたと思われる文章の違いを見分けることはできても、正確さや信用性までは分からない。 

機械では対処できない場合は手動ペナルティという手法ってありませんでしたっけ?

手動ペナルティは機械じゃなくて人間が操作するものだと私は解釈してるんですけど。だって自動じゃないんですから。

何でもかんでも機械で判断できるなんてことは限界があるかと。でも、あえて手動ペナルティを科さなかったのはなんででしょうね?

Googleのウェブマスターのガイドラインとか、Google AdSenseのポリシーとかで触れてるんですけど、キュレーションはセーフって書いてたような気がするんですよね。それってグルなの?って勘ぐってしまいますよ。

キュレーションでも質が良ければいいんですよ。正確で有益な情報であれば文句はないでしょう。でも実際のところ、そこらへんの学生やら主婦やらニートやらを使って量産していた時点で、その品質はたかが知れていると思います。

誰でもできることじゃないんですよ。良質で有益な記事を書くのは。それをバイト感覚っていうか、ちょっとした小遣い感覚で片手間でやれるレベルっていうか、逆にそれしかお金を得られる方法がないから必死になって奴隷の如く作業している人たちとかいますよね。人間なんて安易に物事を考える傾向にあると思うんです。楽して稼ぎたい系の。

もちろん、まとめサイトのすべてが悪いということではない。排除の対象はあくまで低質なサイトであり、グーグルが掲げるユーザーの利便性に応えるものなら、まとめサイトであってもやめる必要はない。それは例えば、自動車事故が毎日のように起きているからといって「自動車は邪悪な存在で、禁止すべきだ」ということにならないことと同様だ。

逆に、良質なキュレーションメディアって存在するんでしょうか? 見たことないですよ。

とにかく、FAKEな記事は撲滅すべきです。キュレーションメディアはページビューを稼ぐためのFAKEなものが混じってます。明らかにジョークだとわかるものだったらいいんですけど、結果的に人が騙されるような記事は圏外に飛ばしましょうよ。