wanichanの日記

ちょっとした技術メモ。Microsoft中心。Webサイト管理等にまつわるネタ、サイトの更新情報等を発信中。最終版はwanichan.comに掲載していきます。

まとめサイトからの被害対策って?

巷には、まとめサイト撲滅しようみたいな運動が起きています。Google検索でなぜかまとめサイトが上位に来て、自分のサイトの順位が押し下げられているとか、そういう声をネット上に溢れたりしています。

で、Google先生はそのまとめサイトをなんとかしないのか? っていうノリですよね?

私が考えるには、Google先生は、まとめサイトをある意味容認していると思うんです。なぜなら、「そのほうが情報がまとまっているからユーザーにとって便利」だから、なのだと推測します。

私のサイトもNaverまとめに紹介されたりはしていますが、コンテンツ丸ごとコピペはされていません。むしろ、こういうサイトがあるよ、という紹介に過ぎず、私のサイトへの導線を生み出しています。

そもそも、なぜ、まとめサイトが生まれたのでしょうか?

従来のようにホームページ(Webサイト)で情報発信するのではなく、ブログという最強情報発信ツールが誕生したことで、個人でも特別な専門知識がなくても簡単に実現できるようになりました。しかし、ブログというのはあくまでも時系列で記事が流れてしまうし、カテゴリわけしていたとしても、探したい情報というのは検索しないと無理だったりします。とりわけ、Twitterだと自分のツイートですら検索するのが困難です。

すると、情報を探しやすいようにまとめる必要がでてきます。

まとめサイトから著作権侵害を受けているのは、ブログに限らず、Webサイトにもありますよね。まとめサイトにコンテンツコピペされないようにするには、まとめる必要がないようにサイトを構築すればいいと思うんです。

個々の記事をジャンルやカテゴリーに分類して、大分類、中分類、小分類、といった形で、ディレクトリー構造を考えます。まったく要素の異なる記事と共存してしまうと、そのサイトの魅力が半減してしまいます。とにかく、情報を探している人は、その情報にのみ目にしたい場合が多いと思うのです。それ以外が混じっていると、「あ、なんか違う」ということで退散してしまうかもしれません。

ユーザー目線で、探したい情報をすぐに見つけられるようにサイトを構築することはとても重要です。ディレクトリー構造で論理的にコンテンツを分類すれば、それ自体、コンテンツがまとまっているので、まとめられることはないのではないでしょうか?

論理的にディレクトリー構造で情報を分類するって、意外と難しかったりしますが、今一度、ご自身のサイトの個々の記事の内容を見直してみてはいかがでしょう?